
最終更新日:2026年7月22日
Quireには独自のMarkdownが用意されていて、入力するそばからリッチテキストを作成できます。このチートシートでは、見出し、強調、下線からリスト、リンク、コードまで、Quireで使える記法を具体的な書き方とともにまとめました。すでにご存じのMarkdownとの違いもわかります。
Markdownという名前を聞いたことがある方もいるでしょう。それなら話は早いです。Markdownを使えば、Microsoft Wordのようなリッチテキストを、手軽に素早く作成できます。まだご存じない方のために、考案者の John Gruber 氏(Daring Fireball)による紹介ページはこちらです。http://daringfireball.net/projects/markdown/
そのMarkdownを、Quire独自にアレンジしたものがQuireのMarkdownです。
QuireのMarkdownの基本記法は、他のサービスで見かけるMarkdownと同じです。違いが出てくるのは拡張部分です。
| 機能 | Quire Markdown | CommonMark | GitHub Flavored Markdown |
|---|---|---|---|
| 標準の見出し、強調、リスト、リンク | 対応 | 対応 | 対応 |
#taskname によるタスク参照 |
対応(Quire独自) | 非対応 | 非対応 |
@username によるユーザーのメンション |
対応(Quire独自) | 非対応 | 対応(GitHub独自) |
{style| text} によるインラインCSSスタイル |
対応(Quire独自) | 非対応 | 非対応 |
~text~ による取り消し線 |
対応(チルダ1つ) | 非対応 | 対応(チルダ2つ) |
| 表 | 対応 | 非対応(拡張のみ) | 対応 |
チェックリスト - [ ] |
対応 | 非対応 | 対応 |
| シンタックスハイライト付きコードブロック | 対応(言語指定のフェンス) | 非対応 | 対応 |
| HTMLエンティティのそのままの表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 画像リンクによるYouTube動画の埋め込み | 対応(Quire独自) | 非対応 | 非対応 |
GitHub Flavored Markdownを使ったことがあれば、知識のほとんどがそのまま通用します。Quireならではの機能(タスクやユーザーの参照、インラインCSS、動画の埋め込み)は、置き換えではなく、あくまで追加です。
次の3ステップで、いくつかの例を見てみましょう。
任意のタスクを開く -> 説明またはコメントを追加(または編集をクリック) -> 「?」マークをクリック
すると、Markdown記法の一覧がポップアップで表示されます。

強調したいときは、* で囲めば斜体(wow!)に、アスタリスク2つで囲めば太字(wow!)になります。
リストを作るには、項目の前にアスタリスクとスペースを入力します。WordやPagesでの操作とほぼ同じですが、もっと簡単で素早くできます。
言葉だけでは伝わりきらないこともあります。そんなときは、タスクの説明やコメントに絵文字を使えます。コロンを入力すると、絵文字の一覧が自動的に表示されます。

まさに「表現力」豊かですね!
次は、きっと役に立つ機能です。
誰かに特定のタスクを知らせたいときは、@username に続けて #taskname と入力するだけです。入力した文字を含むタスクがすべて候補に表示されるので、目的のものを選んでください。

これで、タスクのURLをコピーして貼り付ける手間はなくなります。この自動補完は、WOW moments of Quire!で初めてご紹介しました。
QuireのMarkdownでできることがわかったところで、下のチートシートを見ながら試してみましょう!
QuireのMarkdownでは、SetextとAtxの2種類の見出しスタイルを使えます。
Setext形式の見出しでは、イコール記号(第1レベルの見出し)とハイフン(第2レベルの見出し)を使います。例:
H1
==
H2
--
Atx形式の見出しでは、行頭に1〜6個のシャープ記号を付け、その数が見出しのレベルになります。例:
# H1
## H2
### H3
#### H4
##### H5
###### H6
改行するには、Enterキーを押します。
水平線
ハイフン、アスタリスク、アンダースコアを3つ以上入力すると、水平線になります。間にスペースを挟んでもかまいません。
***
* * *
- — -
— — — — — — — —
強調にはアスタリスクを使います。
斜体にするには、アスタリスクを1つ使います。例:
This is *important*.
太字にするには、アスタリスクを2つ使います。例:
This is **very important**.
テキストの前後にアンダースコアを1つずつ付けます。
_Underlined text._
テキストの前後にチルダを1つずつ付けます。
~Delete text.~
Markdownでは、順序付き(番号付き)リストと順序なし(箇条書き)リストを使えます。
順序付きリストは、数字とピリオドで書きます。
1. step1
2. step2
3. step3
順序なしリストは次のように書きます。
* item1
* item2
* item3
これは次の書き方と同じです。
+ item1
+ item2
+ item3
こちらも同じ結果になります。
- item1
- item2
- item3
1つの項目に複数の段落を含めることもできます。リスト項目に段落を追加するには、次のように4つのスペースまたは1つのタブでインデントします。
1. step1
I’m a paragraph.
2. step2
3. step3
テキストは角括弧、リンク先は丸括弧で囲みます。例:
This is a [Google link](https://www.google.com/)
Markdownでは、リンクの書き方にさらに3つのバリエーションがあります。1つ目は、リンクにタイトルを付ける書き方です。
[Google link with title](http://google.com/ “Google”)
2つ目は参照形式のリンクです。2つ目の角括弧の中に、リンクに付けた任意のIDを入れます。
I use [Google][id1] more than I use [Yahoo][id2].
そのうえで、本文中の好きな場所でリンクのIDを定義します。
[id1]: http://google.com/ “Better”
[id2]: http://search.yahoo.com/ “Good”
3つ目は自動リンクです。URLをそのまま書くだけで、Markdownがクリックできるリンクに変換します。
Google: http://google.com/
Markdownでは、インライン形式と参照形式の2種類の画像スタイルを使えます。
インライン形式の画像は、次のように書きます。


感嘆符に続けて、画像の代替テキストを入れた角括弧、画像のURLまたはパスを入れた丸括弧を書き、必要に応じてダブルクォートで囲んだタイトル属性を付けます。
参照形式の画像は、次のように書きます。
![alt text][id]
[id]: url/to/image.jpg “Title”
この書き方の「id」は、定義した画像参照の名前です。リンク参照と同じ方法で定義します。
|(パイプ)と -(ハイフン)で表を作成できます。
パイプで各列を区切り、ハイフンで各列の見出しを作ります。
たとえば、次のように入力すると、
| 1st Header | 2nd Header |
| ---------- | ---------- |
| text | text |
| text | text |
次のように表示されます。
| 1st Header | 2nd Header |
|---|---|
| text | text |
| text | text |
<br> と入力すると表のセル内で改行でき、\<br> と入力するとセル内に <br> をそのまま表示できます。表のセル内でパイプをそのまま表示したいことがあります。パイプの前に \ を付ければ簡単にエスケープできます。
たとえば、次のように入力すると、
| Left | Right |
| :------ | ------:|
| A | text A |
| B | text B |
| C | text C \| word C |
次のように表示されます。

引用は、山括弧「>」で示します。
> I’m part of a very long quote. But I’ll still be quoted properly when I wrap.
山括弧を重ねると、引用の中に引用を入れ子にできます。
> I’m the first level of quote.
>> I’m the second level of quote.
> I’m back at the first level.
- [ ] と入力すると、チェックリストを作成できます。
- [ ] Checklist item 1
- [ ] Checklist item 2
- [ ] Checklist item 3
Quireのチェックリストなら、項目にチェックを付けて完了にすることもできます。
(415) 555-2671
(415)5552671
(415) 555 2671
+14155552671
020 7183 8750
0923-234-7890
09232347890
電話番号を上のいずれかの形式で入力すると、システムが発信用のハイパーリンクを自動で作成します。
コードの範囲を示すには、バッククォート「`」で囲みます。例:
Use two asterisks `**` for bold.
コードの中にバッククォート自体を含めるには、バッククォートを複数使い、開始の後ろと終了の前にスペースを1つずつ入れます。
Use two asterisks `` `**` `` for bold.
4つのスペースまたは1つのタブでインデントすると、コードブロックになります。
I’m a normal paragraph.
I’m a code block.
I'm a normal paragraph.
または、次のようにテキストの最初と最後にバッククォートを3つ入力します。
I’m a normal paragraph.
```
I’m a code block.
```
I’m a normal paragraph.
バッククォートの前後は、必ず改行してください。
コードブロックをさらに一歩進めて、シンタックスハイライトにも対応しています。
たとえば、コンテンツの言語にCSSを指定すると、次のようになります。
```css
h1 {
font-size: 2.5em;
font-weight: normal;
}
```
コンテンツの言語にJavascriptを選ぶ場合は、次のとおりです。
```javascript
var setArray = function(elems) {
this.length = 0;
push.apply(this, elems);
return this;
}
```
選んだ言語に応じてテキストが色分けして表示されるので、プログラマーや開発者にとって読みやすくなります。
タスクの名前、説明、コメントのテキストには、{css-style| text} でCSSスタイルを追加できます。
たとえば、次のように入力すると、
{color: red, font-size:20px|color text}
次のように表示されます。

テキストだけでなくタスクそのものを色やスタイルで目立たせる方法は、Highlight Your Tasks with Color and Stylesをご覧ください。
HTMLエンティティを使えば、特殊文字も入力できます。
たとえば、次のように入力すると、
¥, ®, ℃ and ☻
次のように表示されます。
¥, ®, ℃ and ☻
\(バックスラッシュ)を使うと、文字が持つ通常の意味を打ち消して、そのまま表示できます。
たとえば、単語をアスタリスクで囲んだまま表示したいときは、アスタリスクの前にバックスラッシュを付けます。
\*literal asterisks\*
すると、次のように表示されます。
*literal asterisks*
バックスラッシュによるエスケープは、次の文字に対応しています。
動画へのリンクを付けた画像を追加すると、YouTube動画を埋め込めます。
[](http://www.youtube.com/watch?v=YOUTUBE_VIDEO_ID_HERE)
関連記事:Quireテンプレートで始めよう:プロジェクトの立ち上げがぐっとラクに — テンプレートには同じMarkdown記法で書式が設定済みなので、すぐに書き始められます。
標準のMarkdownをカスタマイズしたもので、インラインのタスク参照やユーザー参照、チェックリスト、インラインCSSスタイル、HTMLエンティティ、YouTube埋め込みといったQuire独自の機能が加わっています。
リッチテキストを入力できる場所ならどこでも使えます。タスクの説明、コメント、プロジェクトの説明、プロフィールの説明、ドキュメントなどです。どの場所でも同じ記法が通用します。
基本の記法は標準のMarkdownと同じです。Quireはその上に、タスクやユーザーの参照、インラインCSSスタイル、HTMLエンティティのそのままの表示、YouTube埋め込みを加えています。これらはGitHubの拡張とは完全には重なりません。
はい、できます。@ に続けてユーザー名を入力すると誰かにメンションでき、# に続けてタスクの名前を入力するとタスクを参照できます。Quireはどちらも自動補完し、クリックできるリンクにします。
はい、対応しています。バッククォート3つのフェンス付きコードブロックを使い、直後に css や javascript のように言語名を書くと、Quireがそれに合わせてコードをハイライトします。